Instagram保存数ランキングの見る方法と調べ方を完全解説
Mia Ramsey
Updated on July 16, 2026
Instagram保存数ランキングの見る方法と調べ方を完全解説
Instagramを運用していると、どの投稿が本当にユーザーの心に刺さっているのかを知りたくなる瞬間がある。「いいね」の数だけで判断していると、実は見落としているデータがある。それが「保存数」だ。保存数は、ユーザーが「後でまた見たい」と感じた証拠であり、エンゲージメントの中でも特に質の高い指標として注目されている。

では、自分のアカウントの保存数ランキングはどうやって見るのか。そして競合他社や他のクリエイターの保存数を調べることはできるのか。この記事では、ビジネスアカウント・クリエイターアカウントを使った具体的な手順から、サードパーティツールの活用法まで、実践的な情報をまとめて解説する。
そもそも「保存数」とはどんな指標なのか
Instagramの保存数とは、ユーザーが投稿右下のリボンアイコンをタップして「コレクション」に保存した回数のことだ。この行動はいいねやコメントと違い、他のユーザーには表示されない。つまり、保存は完全にプライベートな行動であり、本当に価値があると感じたコンテンツにしか押されない。
Instagramのアルゴリズムは保存数を非常に重視しているとされている。保存数が多い投稿は「価値のあるコンテンツ」とみなされ、発見タブや関連投稿に表示されやすくなる。つまり、保存数を増やすことはリーチ拡大にも直結する戦略的な目標になり得る。
自分のアカウントの保存数ランキングを見る方法
まず前提として、保存数を確認するにはInstagramの「プロアカウント」への切り替えが必要だ。個人アカウントのままでは、インサイト機能そのものが使えない。ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントに変更することで、投稿ごとのインサイトデータにアクセスできるようになる。
Instagramインサイトから保存数を確認する手順
手順はシンプルだ。まずInstagramアプリを開き、プロフィール画面右上のメニュー(三本線)をタップ。「インサイト」を選択すると、アカウント全体のパフォーマンスデータが表示される。ここで「リーチしたアカウント数」「エンゲージメントを獲得したアカウント数」などの指標が並んでいる。
特定の投稿の保存数を見たい場合は、プロフィール画面から該当の投稿を開き、「インサイトを見る」をタップする。そこに表示される「保存」の数字が、その投稿の累計保存数だ。一覧で比較するには少し手間がかかるが、後述するフィルタリング機能を使うと効率が上がる。
保存数でランキング表示するフィルター機能の使い方
インサイトのトップ画面から「投稿」「リール」「ストーリーズ」などのコンテンツタイプを選択し、「すべてを見る」をタップする。すると投稿一覧が表示され、右上に「フィルター」ボタンがある。ここをタップすると指標の選択肢が出てきて、「保存数」を選ぶことができる。
これにより、保存数の多い順に投稿が並び替えられる。実質的な「保存数ランキング」が自分のアカウント内で確認できるわけだ。期間フィルターも併用すれば、過去7日間、30日間、90日間など任意の期間での保存数ランキングを絞り込める。これは定期的なコンテンツ分析に非常に役立つ。

Meta Business Suiteを使った詳細分析
スマートフォンのアプリだけでなく、PCブラウザから「Meta Business Suite」にアクセスすることで、より詳細なデータ分析が可能になる。Instagramと連携したFacebookページがある場合、両プラットフォームのデータを一括管理できる点も便利だ。
Meta Business Suiteの「インサイト」タブでは、投稿パフォーマンスを表形式で確認でき、各列の指標を並べ替えることができる。CSVデータのエクスポート機能もあるため、Excelやスプレッドシートで保存数ランキングを独自に作成・管理することも難しくない。定期的にデータを取得して時系列で比較することで、どのジャンルやフォーマットが保存されやすいかが見えてくる。
他アカウント(競合)の保存数を調べる方法はあるか
結論から言うと、他人のInstagramアカウントの保存数を直接確認する方法は、公式には存在しない。Instagramのポリシー上、保存数は投稿オーナー本人にしか表示されないデータだ。競合のアカウントを見ても、保存数の数字は表示されない。
ただし、間接的にアプローチする方法はいくつかある。
エンゲージメント率から推測する
保存数は非公開でも、いいね数・コメント数・リーチ数(推定)などの公開データから「エンゲージメント率」を計算し、高エンゲージメントの投稿を特定することはできる。保存されやすい投稿の傾向(ハウツー系コンテンツ、保存して使いたいリスト形式、インフォグラフィック等)を分析し、自分のコンテンツ戦略に反映させる手法だ。
サードパーティの分析ツールを活用する
市場にはInstagramの公開データを収集・分析するツールが複数存在する。代表的なものとしては、Iconosquare、Sprout Social、Notionテンプレートと組み合わせたデータ管理、そしてHootsuiteのような統合型ソーシャルメディア管理ツールが挙げられる。ただし、これらのツールも他アカウントの保存数そのものは取得できない。あくまで公開情報の整理・可視化に特化している。
一部のインフルエンサーマーケティングプラットフォーム(例:UUUM、BitStar、AspireIQ)では、インフルエンサーが自身のインサイトデータを開示する仕組みがあり、保存数を含む詳細データを参照できる場合がある。ブランド側が広告出稿の判断に使うことが多いが、競合分析の参考にもなり得る。
TikTokやPinterestの「保存数ランキング」調べ方との違い
保存数ランキングの確認方法は、プラットフォームによって異なる。TikTokの場合、クリエイターアカウントであれば「コレクション追加数」という形で投稿ごとのデータをインサイトから確認できる。並べ替え機能はTikTokのほうがやや直感的で、動画一覧画面からそのまま指標選択できる設計になっている。
Pinterestは「保存(リピン)」がプラットフォームの根幹機能であるため、ビジネスアカウントのアナリティクスページでリピン数を投稿別に確認しやすい構造になっている。保存数ランキングを見るという点では、三大プラットフォームの中でもPinterestが最もデータアクセスが明快だと感じるユーザーも多い。

保存数ランキングを活用したコンテンツ戦略の立て方
データを眺めるだけでは意味がない。保存数ランキングを実際の投稿戦略に落とし込む視点が重要だ。
「保存されやすいコンテンツ」のパターンを発見する
自分のアカウントの保存数上位投稿を並べると、共通点が見えてくるはずだ。レシピ、手順解説、チェックリスト、保存必須の情報まとめ——こうした「後で使える」価値を持つコンテンツが保存数を集めやすい傾向がある。逆に、その場限りの時事ネタやユーモア系投稿はいいねは集まっても保存されにくいことが多い。
投稿フォーマット別に保存率を比較する
リール、カルーセル投稿、静止画、ストーリーズそれぞれの保存数を比較することで、自分のフォロワー層がどのフォーマットを「保存したい」と感じるかが分かる。カルーセル投稿は情報量が多いため、保存率が高くなりやすいと言われているが、アカウントのジャンルによって傾向は異なる。自分のデータで検証することが何より重要だ。
PDCAサイクルに組み込む
月次レポートに保存数ランキングを組み込み、前月比でどの投稿が伸びたか・落ちたかを追跡する習慣をつけると、長期的なコンテンツ改善につながる。特に新しいジャンルや表現スタイルを試したとき、保存数がその実験の成否を教えてくれるシグナルになる。
よくある疑問と注意点
「保存数はリアルタイムで更新されるのか?」という疑問を持つ人は多い。答えはイエスだ。インサイトのデータはほぼリアルタイムで更新されており、投稿直後から数字の動きを確認できる。ただしデータの反映に数十分の遅延が生じることはある。
また、「昔の投稿の保存数も遡って確認できるか?」という点については、プロアカウントに切り替える前の期間のデータは基本的に取得できない。プロアカウントへの移行後から蓄積されるデータが対象となる。移行を検討しているなら、早めに切り替えるほど長期データが手に入りやすくなる。
サードパーティツールを使う際には、必ずInstagramの利用規約を確認すること。非公式のスクレイピングツールやフォロワー操作ツールを使うと、アカウント停止のリスクがある。信頼できる公式パートナーツールの使用を心がけたい。
まとめ:保存数ランキングを知ることがコンテンツの質を上げる
保存数ランキングを見る方法は、インスタグラムのプロアカウント切り替えとインサイトのフィルター機能を使えば、難しくない。自分の投稿を保存数の多い順に並べ、パターンを分析し、次のコンテンツに活かす——このサイクルを繰り返すことが、フォロワーに本当に届くアカウントへの近道だ。他アカウントの保存数は公式には見られないが、公開データの分析と優れたコンテンツへの観察眼で補完することはできる。数字はあくまでツールであり、最終的には「誰かの生活に役立つ情報を発信する」という姿勢がすべての土台になる。